動画を編集する場合に必要となる知識
ご覧頂きありがとうございます。では、早速・・・動画コンテンツ販売成功のヒントです。
動画編集時の、設定をする場合に必要な知識
■今回は、動画を編集する場合に必要となる知識の、基礎中の基礎のお話です。
テーマは、「画面解像度」「アスペクト比」「ピクセル縦横比」「フレームレート」です。
これから、動画教材を、自分で作成しようと思われる方で、最近のビデオカメラを使用され、最近の動画編集ソフトを利用されるなら、特に、意識しなくても、大丈夫かもしれません。
それでも、これらの意味を、ある程度、理解しておかないと、編集時に、設定方法が分からなかったり、完成した動画が、縦長や横長の変な動画になる可能性もあります。
■まず、「画面解像度」
これは、動画の縦横の画素数を表しています。
当然、画面解像度が高いほど、高画質で綺麗な動画になります。
■「アスペクト比」というのは、画面の縦横比のこと。
10年以上前のスタンダードは、アスペクト比が「4:3」でしたが、現時点の主流は、「16:9」です。
もちろん、この記事を読まれている時には、また、変わっているかもしれません。
余談ですが、縦横比の黄金比は「16:10」とも言われていますからね。
■「ピクセル縦横比」は、そのままの意味で、ピクセルの縦横の比率。
通常は、あまり、気にする必要がないかもしれませんが、考慮しなければいけない事があります。
正方形のピクセルで、比率「1.0」
長方形の矩形(くけい)ピクセルで「0.9」
アナモルフィックといって「1.33」
さまざまな縦横比があります。
■「フレームレート」は、1秒間に再生されるフレーム数のこと。
動画は、画像が何枚も重なったもの。パラパラマンガのようなものだと思って頂ければ、分かりやすいでしょう。
標準的なのは、30fps(=Frame Per Second)です。1秒間に30枚のフレームを表示しているという事。
29.97fpsや59.97fpsなどの、フレームレートもあります。
最近、動画で「ヌルヌル動く」といった表現の場合、「60fps」が多いです。
■動画編集の時に、「画面解像度」「アスペクト比」「ピクセル縦横比」「フレームレート」など、適切な設定を選択する必要があるソフトもあります。
せっかく、作成した動画が、横長や縦長の映像にならないように、こういった事も注意して下さい。
実際の、解像度やアスペクト比について
■この記事の執筆時点で、主な「画面解像度」「アスペクト比」は、下記のようになっています。
- 4320p(8K) 7680×4320 アスペクト比16:9
- 2160p(4K) 3840×2160 アスペクト比16:9
- 1440p(WQHD) 2560×1440 アスペクト比16:9
- 1080p(フルHD) 1920×1080 アスペクト比16:9
- 720p(HD) 1280×720 アスペクト比16:9
- 480p(SD) 720×480 アスペクト比4:3
720×480だと、35万画素。
7680×4320だと、約3,300万画素。
映像の鮮明度、綺麗さが、どれだけ進歩したか!
歴然ですね。